鶏頂山敗退なるもシロヤシオロードを満喫

180520

 大入道のシロヤシオが見頃らしい。
 自分が歩いた剣が峰から大入道は花も過ぎ去った時期の経験しかない。
 駐車場に不安があったが、意を決して高原山へと向かった。

 予定では釈迦ヶ岳を踏んで鶏頂山までと考えていたが、『こんなに下りきつかったっけ?』と分岐からの下りに気後れして鶏頂山はパス。
 気を取り直して進む剣が峰~大入道のシロヤシオロードに感動の山行となった。

 それにしても駐車場確保に成功するも、まだ朝の七時前にほぼ満車の小間々P。
 山中はおびただしい数のハイカーで満ち満ちていて、流石は旬の山。
 定年したらゆっくりと平日に訪れてみたいものだ。

(記事作成中)

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林道 作原沢入線



 記憶から遠ざかっていた「林道 作原沢入線」が開通したことをネットで知った。
 この林道に関する思い出といえば、2014年の12月に陣地から三滝方面へ降りようとした時に建設中の林道法面に阻まれた事である。今回はその全線状況と氷室山の最短取り付き地の偵察を兼ねたツーリングとした。
 帰路は一旦草木湖から再び山峡越えの「林道 三境線」を通過する山奥三昧となった。三境線は2009年の9月にオフロード車のジェベルで通過した事があるのでGSX1400でも楽に通過できるのが判っていたが、通行量が少ないので浮き砂も多く、コーナーのアクセルワークを慎重に行わないとリアのグリップが失われること数度。やはりこの道はオフロードバイクのほうが楽しいかな。

陣地や愛宕山に登った時の林道「牛の沢出原線」入り口の少し先が起点

熊鷹山登山口である熊穴橋に以前あったゲートから林道を進む。上へ上へと延びる林道

アップ

一気に高度が上がるので南面の眺望は良い

なんと新林道建設中

大荷場木浦沢林道まで繋げるのだろうか果たして需要は?

 正直、作原沢入線が全通したといっても、行き交ったのは車一台とバイク数台。後はロードバイクの峠超えの人数名だけだ。幾ら新設の綺麗な道路とはいえ、所々落石もあるし今冬は積雪で閉鎖されたらしい。カーブがキツイ道路だからトラックなどの物流に供されることも考えられない。開通後の整備費用も考えると本当に経済効果が見込めるのか疑問なところだ。

 巨額の費用を投じ、更に自然破壊を行った事に対してはどちらかというと芳しくなく感ずるも、氷室山根本山縦走路の最短アプローチ箇所が提供された事や、辺境好きの自分のような者にとっては興味ありの道路となった(矛盾してるね)。

峠には駐車スペースがあり、十二山と氷室山の最短登山口となっている

群馬県側へと降りていく

草木湖まで降りてきた

帰路は三境線で再び山岳越え

唯一の分岐点 神戸駅方面へは柱戸川沿いの狭路の雰囲気 次回オフロードバイクでの訪問決定

有名な普通二輪通行禁止の梅田大橋 大型二輪は通行できる
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恒例の会津ツーリング 今年は・・・



 5月5日子供の日。

 例年GWはひと月遅れの春を求めて会津へツーリングと決めている。
 今年も走るルートはほぼ固定されてきた感があるが、違ったのは天候だった。
 午前中は何やら不穏な天気で、途中でとうとう雨が降り出してしまって雨宿りすること小一時間。
 ようやく午後から晴れ間が見られるようになったが、強い風が吹き出した。
 どうやら天気図には無かった気圧の谷が南東北を通過したようだ。
 まぁ、何年も快晴の元走ることが出来たこのルートだから、たまには神様もバリエーションを下さったのだろうと
 柄にもなく敬虔に。

 帰路は猪苗代湖側からいつも眺めていた布引高原を訪れた。
 ここは那須側から荒れた林道をオフロードバイクで詰めて到達。感動した場所でもある。
 今回はよく整備されたアスファルトを走ったが、幾重にも重なる巨大風車の迫力は衰えることは無かった。

毎年撮るこのアングル しかし、今年は雪が無い

深き緑と只見川

磐梯山ビューポイントより

強風で猪苗代湖にも白波寄せる

でかい風車がごうごうと廻っている

菜の花と風車

こんな感じで沢山

眼下に猪苗代湖を望む
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蔵の町散歩

 5月4日。
 天気も良いので家内とドライブ。
 懸案の岩下の新生姜ミュージアムに行ってきました。

 新生姜のピンクイメージ推しで館内はピンク一色。
 若い女性の”カワイイーー”的なノリで我が熟年夫婦もタジタジ。
 まぁ、こんな所だよなぁというイメージがありましたが、案外沢山の人で賑わっていたのでこれもアリかなと思いました。

コマイヌもピンクの生姜バージョン

ピンクの新生姜と黄色の従来生姜かな?

ぞろぞろ居ます

兎に角ピンク一辺倒

 生姜ミュージアムを後にして栃木の街へ。
 栃木の街って今まで通り過ぎるだけだったけど、今回じっくりと街歩きしました。

巴波川と鯉のぼり

舟下り、風情あるねぇ

 配布されていたガイド地図持ってれば無駄に歩かずに済んだのですが、昼食場所を確保するのに一苦労。
 食後もブラ散歩の蔵の町でした。

竹細工店も風情あり
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シロアカと満足の高原山




ミツモチ山の過去の記事
    2015年04月15日  アカヤシオ咲くミツモチ山へ
    2007年10月07日  ミツモチ山

関連山行
    2016年05月16日  守子神社ルートより権現沢左岸へ周回

  いろいろあってすっかり山から遠ざかっていた今日この頃。
 今年は暑くなるのが早くて、自分にとって山は足遠い存在。
 でも・・・

 ブロ友さん達の記事に後押しされて腰を上げた先はミツモチ山
 どうせなら未踏の植樹祭跡地からスタートのコース。
 これが思いのほか素晴らしいコース。
 静かな、そして美しい植林帯から始まり、春躍動する明るい尾根を詰める歩き、
 こんな素晴らしい歩きを楽しめるルート。
 守子神社ルートも素晴らしいが、高原山の静かなそして自然豊かな歩きを楽しんだ一日であった。
 

懐かしき植樹祭跡地P(その昔関係者、業者ですけどね)

ミツモチに向けてGo!

明るい美林の向かう先は透き通る緑と空

一気に新緑の許へ

やがてシロヤシオとヤマツツジ

トウゴクミツバツツジもお出迎え

シロヤシオに囲われて

ミツモチへ登りきると眼下に風景が拡がる

そして大丸 アカヤシオが青空に映える

しばしピンクに染まる幸せ

天気晴朗

今年も見られて本当に良かった

釈迦ヶ岳と前山を眺めながらまったりと昼食

ミツモチ山を振り返ればアカヤシオで賑わい

ビロードのような新緑にも溜息

県民の森への下りもなかなか良いね

トウゴクミツバツツジの大きな株

再びシロヤシオのお出迎え

植樹祭跡地P付近もツツジ祭り

概略コースタイム

植樹祭跡地P(07:50)-登山口(08:11)-シロヤシオ群生地(08:41)-ミツモチ山(09:26)-大丸(09:44)-
青空コースへ(10:06)-林道から離れて八海山神社方面へ登る(10:23)-八海山神社手前500mで釈迦ヶ岳を眺める(10:43)-
昼食休憩-行動再開(11:16)-植樹祭跡地P着(13:29)

カシミール3Dデータ

沿面距離:13.4Km
累積標高差:(±)920m
所要時間:5時間39分
※累積標高差は、『国土地理院基盤地図情報数値標高モデル10mメッシュデータ』よりカシミール3Dにて算出した値

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金崎の桜

 先週は月曜日にまだ桜が咲いていないと思ったらあっという間に咲き始めてもう満開。ちょっと早すぎなんじゃない。
 これはうかうかしていられないと思い立ち、金崎の桜を家内と訪れる。

桜並木のスタート

 思川の土手に延々と桜並木が続く。おぉ!これは凄いね。入り口付近は陣取って”お花見”をしている人も居た。今日は天気も良いし最高だね。

桜の木の下でお花見、最高だね

思川沿いの土手を延々と桜並木が続く

 それにしても一気に咲いてしまったようで、来週八日に桜まつりのイベントが企画されているらしいけど、一週間もつのかなと心配になってしまう。

 約600mばかり歩いて戻ってきたけど、全長1Kmくらいあるそうだ。今回は用意しなかったが、来年はお弁当を広げてお花見も良いなぁと思った。今年はホント良いタイミングで桜を見ることが出来ました。

桜満喫!
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早春の三床山から金原山 今年初のアカヤシオ



-- 『GPSMAP60CSx US版』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --
※当コースには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合は自己責任でお願いします。

 

金原山の過去の記事
    2012年12月12日  三床山から金原山へ縦走

関連山行
    2014年01月14日  三床山~金原山縦走路を閑馬集落へ周回
    2008年12月08日  素晴らしき里山 三床山

  関東南部はすっかり桜も開花しているが、この週末、栃木県には未だ桜前線は到達していない。
  昨晩の春雷の影響も気になるところだが、今回は花音痴の自分にしては珍しくアグレッシブな山行だ。
  『もしかしたら咲いてるかも』のノリで三床山から金原山へ。復路は4年前にも歩いた尾根で戻る周回とした。

 まだ八時前だというのに鹿島神社駐車場には数台の車があった。皆既に出発しているようだが・・・
 自分も支度をしていると隣の車の女性に尋ねられた。
 「実は登山靴を忘れてきてしまって、運動靴でも大丈夫でしょうか。雪が降ったみたいですし」

 昨晩の降雹が溶けずに残っていたので心配だったのだろう。
 「これはすぐ溶けちゃいますよ。まぁ大丈夫だとは思いますが、山だから何が起こるかわかりませんよ」
 ちょっと大袈裟に伝えておいた。
 見る限りお一人歩きのようなので、それくらいは自分で判断して欲しいと思ったのでちょっと冷たい対応。
 そのあと彼女は車の中でスマホをいじり始めた。情報収集でもしているのだろう。
 朝からあてにならない親爺に遭っちゃったなんて思ってるのかな。悪気は無かったのでごめんなさい。

立派な道標 今日は尾根コース・・・の筈だったが

 尾根コースの道標に導かれ林道を進む。やがて作業道然となりなおも進む。
 途中にもう一度道標があったが尾根コースが示されていない。不思議に思い、割れて落ちている板を拾うと出尾根コースとあった。
 板を付けると向かう先は作業道の奥側。地図を見ると谷を挟んだ右手の尾根に取り付き三床山の東尾根を詰める感じなのだろうか。そして道標の脇には斜面を直登するはっきりとした道型もあった。こちらは沢の左手にあるピークから山頂の南へアプローチするルートのように見える。こういう里山は勝手にルートが作られている可能性も否定出来ない。ここは素直に道標に従うべしと先に進む。どうやらここが間違えであったようだ。

※後で調べると立派な道型が出尾根コースで一般的にはこちらが正解。自分が歩いたほうが境界尾根コースと呼ばれているようだ。ただ、残念な事に境界尾根コースは一般的では無いと感じたので、道標を整備されている方には明確に案内できるようにして欲しいと思った。引き合いに出して申し訳ないが、先ほどの女性のような方が迷って進んでいくと事故につながる可能性も否定できない。この山の親しみ易さゆえに起こりえることだと思う。

昨晩の降雹

 やがて広場へ出る。鹿島神社創建跡の地なる石碑があった。平らな所だから社を建てたとしてもおかしくない。
 今は雑草が生い茂るさまは寂莫感あり。そして行く手には小高い尾根が取り付けと言わんばかりに横たわっていた。

 おかしいな、道標は何処かな?と探し、奥に進むが片鱗も無し。
 構わず直登して尾根に辿り着けば古く割れた道標が朽ちて三床山を指し示していた。

古の社があった場所らしい

 しばらく続く広尾根には道型を見ることも出来たが、斜面がきつくなるともはや踏み跡も完全に消失。忘れた頃にまた道型が現れては消え。要するに廃道なのだ。今日は三床山の山頂までは楽な登山道歩きで体力セーブの予定であったが、想定外のバリエーションルートとなった。本来はジグザグに道が付けられている筈なのだがそれを探すことは叶わず、ひたすら直登。朝の一発目からなかなか体力を消耗する。

東尾根ルートは廃道化している

 大汗をかきながらもなんとか山頂へ。

眼下のゴルフ場も雹で真っ白

 誰も居ない山頂に、なんと一株のアカヤシオが花を咲かせていた。おぉ!やはり咲いていたんだね。まだまだこれからといった感じだけど、読みが当たってそれだけで嬉しくなってしまった。

山頂には小ぶりだが今年初のアカヤシオ

 さてさてゆっくりはしていられない。先を急ごう。

高松はいつ見ても絶景也

 金原山ルートに入ってもペースを落とさず先へ先へ。だが、このコースは終始展望が良いので気持ち的に楽である。

 5年前に金原山へと歩いた時はルートの入り口に道標は無く赤テープ一本のみ。それぞれのピークの山名板も白いプラの板にマジックで手書き(下写真)のものしか無く、ルートの踏み跡も大変薄かったが、現在は道型もはっきりしていて以前の面影は全くない。ちょっぴり残念な気もするが、手軽に楽しめる山として皆さんに愛されるのだから仕方のないこと。最近は桜山から西に一旦降りて一床山へ周回するコースがあるそうで、ますます人気が上がっているようである。

以前は上の白いプラ板に褪せた文字の山名板しか無かったものだ

なんだろう このキノコ

縦走路には時折ポツリポツリとアカヤシオが咲いていた

 そして、その5年前の金原山の時は天ヶ岳先にある伐採地頂部あたりでかなり疲れて大休止(食事)をした。今日は金原山から再び戻り、林山南西尾根歩きが待っている。当時に比べればだいぶ脚力が付いて余力を感じるがまだまだ残す距離とアップダウンを考えると油断出来ない。

正面奥が金原山かな まだまだ遠い

六体神

その向く先は大久保集落

 林山手前で金原山方面から来た数人のグループと交差。短く会話を交わしたが、金原山ピストンで帰りは外側の尾根で戻ると言ったら、神社の所に降りるのかと言った先頭の男性は詳しそうだった。

 気分的には林山から先が長く感じ、朝から殆ど休憩なしでここまで来たので流石にきつくなってきた。手前のピークがことごとく偽ピークに感じ、ようやく金原山へたどり着く。

 眺望は相変わらず良くない。北東の集落が見えるが、いくらか出てきた冷たい風を背にして昼飯とした。

 今日は登山靴を忘れた女性とのやりとりで始まった一日であったが、何を隠そう実は自分も忘れ物があったのだ。
 前日にスーパーで買ったカップラーメン。いつもは途中のコンビニで買うんだけど、安かったからなんていつもと違う事をするとこうなっちゃうんだね。食料はいつも過剰に持ち歩いているので実害は無かったが、山頂のお楽しみがちょっぴり減。

長かったがようやく山頂へ

 さぁ午後のルート。まずは林山までのアップダウンだ。食後の弛緩した体にちと厳しい。

帰りに辿る尾根

左奥が唐沢山(554.9m) このあたりの尾根筋もネタ帳入りだな

林山から周回尾根へと踏み出す 道型は無くなり踏み跡もぐっと薄くなる

基本的に明るい尾根だがたまに植林帯 でも涼しくて良い

 真新しい間伐地を通過していると石積みケルンがあった。林業に従事している方のお慰みか、たまに通過するバリルート好きのハイカーのいたずらか。自分も参加して一番上に一つ乗せた。

山仕事の人の慰みか? 一番上に自分も参加

往路の尾根が左手に見える 間に梅園集落がある

高度を下げるに従い徐々に藪っぽいところがちらほら

 ルートが南から西へ変わる地点で一旦南の景色が開ける。もう残りは僅か。道を行くバイクのエンジン音、採石場の重機の音やトラックの音もすぐそこに聞こえる。

対面の採石場が見えたら下山まであと少し

 しばし、程良い藪との戯れを楽しむと、あとは疎林を急降下。

ここからはしばらく藪漕ぎとなる

最後は急降下

 尾根末端がストンと落ちる前に植林地へ逃げ込むと、レッドワイン号の待つ羽黒神社。予想通り長丁場だったけどなかなか充実した金原山であった。そして今年初めてのアカヤシオに出会えたのも大きな収穫であった。

植林帯に逃げて下り切れば羽黒神社でゴール

概略コースタイム

駐車地発(07:43)-出尾根分岐(07:55)-鹿島神社創建の地(08:05)-三床山(08:34)-金原山分岐(08:49)-
つつじ山(09:20)-天ケ岳(09:56)-林山(10:42)-金原山(11:22)-昼食休憩-行動再開(11:46)-
林山(12:30)-389mP(12:45)-318mP(13:10)-石積みケルン(13:27)-315mP(13:47)-羽黒神社(14:27)-
自転車-駐車地着(14:59)

カシミール3Dデータ

沿面距離:12.3Km
所要時間:6時間44分
※自転車区間含まず

カテゴリー: 県南・両毛の山 | 6件のコメント

宝篋山



-- 『GPSMAP60CSx US版』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --

 最近人気の宝篋山。気温が高くなると自分には厳しい山なので今のうちにと歩いてきた。

 コースは小田休憩所から常願寺コースの反時計回り。
 あっけなく山頂に着いてしまって、これでは帰宅後のビールの味がいまいちかなと思い、山口コース(1)で周回し、山口コース(2)を登り返して小田城コースで下山した。
 全山、公園のようによく整備されており、山頂は明るく筑波山や霞ケ浦の眺めが秀逸。急な箇所や歩きにくいところが殆ど無く、歩きが苦手な方や小さな子供連れの山行にはぴったりの山であると思った。

 小田休憩所駐車場に到着したのが既に9時近くなっていたので駐車スペースにありつけるかどうか心配であったが、まだ2割程度はスペースあり。まずは一安心で支度にかかる。
 駐車場から正面に目的の山頂が見えるのが解りやすくてよい。穏やかな外観なのでどこからでも好きなように登れそうに見えるが今日はそういった山行ではなく、つくば市のHPからプリントした「宝篋山トレッキングマップ」片手の歩きとなる。このマップ、登山道の曲がり具合に一部略描が見られるが、途中に設置された番号付きの道標と照らし合わせて歩けば完璧。全5コース全てを心配なく歩ける配慮がされているところは人気の秘訣であろう。栃木ではここまで整備された山にお目にかかったことは無い。

小田休憩所Pからスタート 山頂が見える

 常願寺コースを選択しスタートすると、序盤は長閑な畔道を行く。春浅く、いまだ不器用なウグイスの鳴き声を聞きながらのんびりと歩いていけばやがて登山道へと変わっていく。

道標は痒い所に手が届くようによく整備されている

 気が付くと沢沿いの暗いルートとなるが、今日は若干気温が低いので日差しが恋しい。
 先行していた高校生か大学生か、男子グループが元気に写真を撮りながら登っている。この位の年齢の若者が山を歩いている姿も久しぶりに見た気がするが、あらためてこの山の人気が窺い知れる。

沢沿いの常願寺コースを登る

 沢を離れると電車道のような直登が始まる。かたわらの木に長長坂とあるが、なるほど言い得て妙かな(^.^)
 高度を上げるに従い陽ざしが明るくなり後方の市街地が見えるようになってきた。

この坂を登れば尖浅間山頂へ

 長長坂を登り切った先が尖浅間の広い山頂である。

 ここまで一気に登ってきたのでザックを降ろして給水休憩。後から先ほどの男子グループが登ってきた。
 「やったー、尖浅間制覇!」と大声で叫びながらまた写真を撮っている。
 向かう宝篋山方面の高みを見ながら、「えー!あそこまで行くの。遠いんじゃない」。
 いやいや、君たちの若さならなんでもないよ。これからの人生もっと遠くまで行かなきゃならないんだから・・・って
 老兵は去るのみ(笑) 一足お先に尖浅間を後にした。

バウムクーヘンのような岩これは珍しい

公園の散歩道のよう

 緩やかな、そして広い登山道を登り詰め小田城コースと合わせる。山頂直下の立派なトイレを見て電波中継所の脇を登ればそこが山頂であった。

立派な山頂へ到着

宝篋印塔と電波塔

 筑波山の展望台というのに偽りは無し。生憎の春霞みで遠望は効かなかったので富士山はおろか西側は筑波山以外の眺望が無かったのが残念だが、木造のチェアーとテーブルが沢山あってお一人様用もあるのが嬉しいところ。
 周りは山頂鍋パーティーっぽいグループもあったりでかなり騒がしいがたまにはこういった雰囲気もよいかもね。
 自分はいつもと変わり映えのしないメニューだが、食後のコーヒータイムはリクライニング気味の背もたれ、真正面に筑波山っていうのもなかなか乙な体験であった。

筑波山を望むチェアでお昼ご飯

いつものパターンです

霞んでいて見えないが本来赤城山とか見えるのかもしれない

まさに筑波山の展望台だ

東眺望 霞ケ浦が見えるのは栃木県民にとって新鮮

 さて、のんびり食事もしたし下山はどうしよう。思いのほか時間が早いのでちょっと回り道をして大回りしてみようかと地図を眺め、山口コース(1)と山口コース(2)をつなぎ小田城コースで下山することにした。
 事前に地形図を眺めていたわけでないので、どのくらい標高差を下るのかわからないまま歩いて行くと案外下げるので内心ちょっと焦ったが、やがて山口コース(2)との分岐を見て一安心。帰宅して地図で確認すると標高差で山頂から300m下って200m登り返して小田城コースへ復帰したということになった。

山口コース(1)下り途中の水場 この標高で心配だったが一口だけ味見

 小田城コースに入るとグループの方と鉢合わせになる。自分は大峰ルートへ、グループは七曲りへと分かれる。
 大峰平展望台はかつては景色が良かったのだろうが現在では背丈が伸びた樹に邪魔されて見るべき眺望は無し。急いで先に進み七曲りからのルートに合流すると丁度先ほどのグループと鉢合わせ寸前。慌てて先を急ぐ。行き場の無い登山道で単独者がグループの前後になると何かと気疲れするものだから、脱兎の如く先を急いだ。

牛久大仏

舟ガ城跡展望所 今は眼下も住宅地

実はここは崖の上

地図の崖地記号はホント

 見所の多かった小田城コースも大師堂のお地蔵様達がずらりと並んでお見送り。山頂の人の多さと喧騒にはいささか辟易したが、こんな日当たりの良い歩きもたまには良いものだなぁと思った一日であった。

大師堂のお地蔵様達がさようなら

概略コースタイム

駐車場発(08:56)-展望岩(09:24)-尖浅間(10:04)-宝篋山(10:35)-昼食休憩-行動再開(11:18)-
山口コース(1)(2)分岐(11:57)-小田城コースと合流(12:35)-大峰平展望所(12:47)-富岡山(13:16)-
舟ガ城跡展望所(13:24)-要害展望所(13:30)-駐車場着(13:43)

カシミール3Dデータ

沿面距離:11.4Km
所要時間:4時間47分

カテゴリー: 茨城県の山 | 6件のコメント

残雪の鴫内山を経て剣先まで



-- 『GPSMAP60CSx US版』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --
※当コースには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合は自己責任でお願いします。

関連山行
    2016年03月16日  大佐飛山、確かに遠し
    2015年05月15日  大佐飛山、遥か遠く

  黒滝山には二回登っている。一度目は大佐飛山偵察の春。そして二度目は大佐飛山本番の時の通過点。
 二回とも、山頂から右手に見えるすうっと延びる尾根が気になっていた。
 尾根の途中にある鴫内山もいつか登ろうと思っていた山だ。
 そんな思いで今回は黒滝山へ至近距離を残す剣先までの山行となった。

 一週間前に鴫内山に登られた方の山レコを拝見すると、予定の駐車地はびっちりと積雪があったが、いざ到着してみれば途中の道路もコーナーに若干の凍結が残るのみとなっていた。
 ただ、駐車地の先からまとまった雪が残っているのでこの場所まで訪れる人(ほぼ登山者だろう)が案外多いことが窺い知れる。

 今日は先行者の車が一台あった。自分も結構早い時間に出発したほうだが、どうやら先行者は大佐飛山狙いの早や発ちなのかもしれない。百村山直下の「新登山口」が最近のデフォルトなのに比べ、此処から大佐飛山を目指すのは未だ少数派なのだろうか。後から車が上がってくる様子も無い。   

ここまで殆ど雪無し
先は御覧の通り
登山口


 駐車地から少し積雪の道路を進むとすぐ登山口の道標が見えた。一面雪に覆われているので何処が登山道であるか判らないが、適当に登っていくとすぐに雪が消えて立派な登山道が現れた。
 鴫内山までは行政が整備しているらしい。なるほど、ジグザグの立派な登山道が続く。やがて鉄塔へ出るが、鉄塔の真裏に濃い踏み跡があるも、ロープで進入を遮断している。道標に従いピークを回り込むように進むとやがて尾根末端よりまた次のジグザグが鉄塔の真裏の高みへと延びていく。
 先ほどの鉄塔裏の踏み跡はショートカットだったのだなと理解し、やがて真下が鉄塔である場所に到着すると、そこもまた下は倒木で行く手を遮り、上はやはりロープで直登を遮蔽している。
 道を整備している側の、勝手にルートを拓いて欲しくないという意向が強く伝わってくる。少なくとも税金が投入されているわけだから、自由に歩くのは好ましくないという気持ちは自分も素直に感じるところであった。

序盤はよく整備されたジグザグ
鉄塔までほぼ雪無し
この真下に鉄塔


 標高1100mあたり、突き上げた尾根形付近で一気に雪が出てくる。チェーンスパイクを履いた。ここまで先行者の足跡を見つけることは出来なかったが、アイゼンの踏み跡で一名であることが判った。

 今日は晴れの予報に期待してやってきたのだが、依然空は重くまた周囲を覆うガスも濃い。風はさほどでないが雪が出始めたあたりから気温はかなり低いので雪面は良く締まっていて実に歩きやすい。ただ、所々雪の無い場所があって土の上を歩く局面もあり、チェーンスパイクは大活躍である。

尾根に突き上げると雪が出てきた
時折土、チェーンスパイク活躍
ガスって何も見えない


 今の季節は夏道が全く判らないが、それでも赤テープや道標を辿って行けば迷うことは無い。また、急登区間が何か所かあるが、必ずトラロープ付きなのでこれを目標にすれば良いだろう。お陰で地図を一回も開くことなく鴫内山の山頂へ到着することが出来た。
 温度計があったので覗いてみるとマイナス10度を示している。体感的にそこまでは無いと思うのだが、時折ちらつく雪が溶けるという概念を排除したが如く堆積していくのを目の当たりにする静寂な空間だ。
 予想外れの天気に意気消沈するも、まずは先に進んでみよう。そしてどうしても興に乗らなければ適当なピークで引き返したっていいじゃないかという気持ちになると案外心が軽くなるものだ。

痩せ尾根ミニ雪庇
鴫内山へ到着
寒い訳だ

では行ってみましょう
霧氷?樹氷?
この後何枚か続く

緩斜面は幻想的
古倉山まであと標高差160m
またまた痩せ尾根


 古倉山までは緩い登りなので気楽なのだが、あいにくのホワイトアウトで何も見えない。西側は何か風景が拡がっていると想像される場所でも見えるのはガスばかりである。その分、カッチリと冷え込んだ樹氷の美しさが映える。

樹氷も締まってくるね
そして古倉山
逆に幾らか暖かくなってきた


 古倉山からミニ天空回廊を進むと一瞬切れたガスの向こうに、雲間から照らす太陽の光に輝く大きな高みが姿を現した。カメラを出す間もなく消えてしまったが、そこが剣先である。
 コルから高みを目指していくと何故か一部分だけ雪が変色して腐っている。ここは近づかないのに越したことはない。樹の多い右手は若干斜度もきついが、そちらへ逃げて高度を上げた。先行のアイゼン氏は剣先を巻いたのだろうか、足跡ともここでお別れとなった。
 いよいよ登り詰めんとすると最後の僅かな区間は真正面からだと急で近づきがたく、そしてホントの最後は灌木藪で覆われているおまけ付き。背中に背負ったスノーシューが引っかかるので藪は嫌だなと思い、少し巻いて端の何も無い所からよじ登って山頂の肩へと到達した。

ミニ天空回廊
剣先直下腐っている所は右に逃げる
剣先到着


 何も無い、そして何も見えない剣先には昔からそこを守ってきたような風情の白骨樹が一本。晴れていれば直線距離にして580mしかない黒滝山の姿さえも今日は全く見えない。
 天気が良ければ西村山までと思っていたが、今日はここまで。来年の良く晴れたもう少し雪質が良い時期、出来れば二月後半かな。再チャレンジしましょう。
 風はないのでゆっくっりと食事をして休憩をした。そして白骨樹に別れを告げ、来た道を戻る。ガスが薄くなってきて目の前の古倉山が思いのほか大きな事を改めて知る。

 下山路は、徐々に明るくなってくる周囲の景色に時折足を止めながらなのでなかなか先に進まない。でも往路の分も取り戻さなきゃね。時間はまだある。

白骨樹がシンボル
飯にしましょ
これから帰る古倉山

ガスが幾らか切れ始める
帰りは心理的に余裕だね
古倉山を振り返る

戻るべき稜線
雪の結晶と冬芽のコラボ
やはり景色が見えると良いね

那須岳方面が明るくなってきた
再び鴫内山へ
下山すると晴れてくるの法則

小佐飛山も宿題だなぁ
那須野が原
手前が古倉山、奥が剣先かな


 やっと青空に包まれ、眩しくてかけたサングラス。でも樹林帯に入ってしまえばチェーンスパイクでさえもさようなら。
 そういえば、今朝先行していたアイゼン氏は大佐飛山からの帰り道、どのあたりを歩いているのだろう。今日のこのルート経由での大佐飛山もまた良い雰囲気であるが、距離的にはこちらの方が遠い感じもする。流石に体力的に厳しいので自ら実行しようとは思わないが、ロマンあるルートだと思うのだ。

 鉄塔よりジグザグを忠実に降りて無事登山口に着いた。車は朝と同じ二台のみ。アイゼン氏を待つ車と我がパジェロミニだけであった。

追記.
 実は先ほど山レコを覗いたら、先行アイゼン氏は大佐飛山から鹿又岳、日留賀岳へと日帰り周回された鉄人の方であった。いやはやそのスケールの大きさと言ったらもう声も出ない程。朝のうちはすこぶる天気が良かったようで、自分も是非来シーズンは大佐飛山とは言わずに西村山までチャレンジしたいと意を新たにした。

眩しくてサングラス着用
鉄塔の場所まで戻ってきた
那須野が原の眺望

概略コースタイム

駐車地発(06:35)-鉄塔(07:08)-雪が多くなる(07:35)-鴫内山(09:00)-1450m(09:12)-1491mP(09:32)-
古倉山(10:18)-剣先(10:54)-昼食休憩-行動再開(11:00)-古倉山(12:06)-鴫内山(13:12)-
鉄塔(14:30)-駐車地着(14:49)

カシミール3Dデータ

沿面距離:13Km
累積標高差:(±)1,185m
所要時間:8時間14分
※累積標高差は、『国土地理院基盤地図情報数値標高モデル10mメッシュデータ』よりカシミール3Dにて算出した値

カテゴリー: 那須塩原の山 | 8件のコメント

続、今年の釈迦ヶ岳

 昨年とその前の年、二年連続で奇しくも同じ三人が残雪の釈迦ヶ岳山頂を踏んでいる。
 二度あることは三度あるというジンクスは残念ながら今回は叶わず、wakasatoさんは24日の土曜日、そして野球親爺さんは翌25日、そして遅刻組の自分は翌週となったのである。

 この週末、実は直前までゴンドラ利用の三本槍とどちらにしようか悩んでいた。土日とも天気は基本的に良いのだが、三本槍の3日は強風が残りそうで4日は気温が上がるらしい。天気とくらすでも標高2000mで+気温予測だからで雪質も期待できそうもないような気がする。あれやこれや逡巡し、贅沢な望みだが雪質最高(気温低い時)無風(これが超ムズイ)快晴のタイミングを見据えて来年送りとした。 

 今年は雪遊びもいま一つぱっとしなかった。唯一の赤城山も仕事トラブルの電話で折角の眺望も霞んでしまった。また、この山は雪質を考えると一月あたりがベストなようである。無雪期はあまり自分好みではない雰囲気なので、鈴が岳や地蔵岳、長七郎山、荒山高原など、来年のパフパフな雪の時に是非再訪したいところだ。

 今年の冬季シーズンの総括のようになってしまったが、三月一杯は里山徘徊、花が咲き出すとお花見コース、連休の頃に奥日光を登って次の冬まで山はお休みという自分のスタイルだが、今回釈迦ヶ岳から見えた会津駒ケ岳と尾瀬の山はなんとか今年の目標にしたいなぁと静かなる思いを胸に秘めた山行であった。

釈迦ヶが岳の過去の記事
    2017年02月17日  今年の釈迦ヶ岳
    2016年05月16日  守子神社ルートより権現沢左岸へ周回
    2016年02月16日  冬期釈迦ヶ岳登頂 だが雪は少なくちょっと残念
    2015年10月15日  西平岳を目指して釈迦ヶ岳
    2010年10月10日  大間々より西平岳
    2008年10月08日  紅葉間に合わず!ガスの高原山を歩く
    2007年06月07日  高原山最高峰 釈迦ヶ岳へ登る

  さて、いつもの登山口である。道路は御覧のようにテカテカで運転に気を遣うが今年も何とか登ってこれた。
 朝日が差し込む中の出発も昨年同様だが、30分早い7時丁度の出発となった。

登山口直下の路面はつるんつるん

 今回の装備はスノーシューと前爪付きアイゼン。週半ばで降ったのが雨で高い所の急斜面が凍結していた場合に備えてである。
 だが、階段を登って林内に入って数歩歩いたらスケートリンクみたいでツルツルで先に進めない(;・∀・)
 こんな所でと思いきや・・・早速アイゼン装着。

一歩入ったらこちらもつるんつるん たまらずアイゼン装着

 日陰の部分が早朝の気温で凍っていただけのようである。時折雪交じりだがまだまだ土が見える区間も多いので早々にアイゼンを外し、ザックにしまうのも面倒なのでスーパーの袋に入れて手で持った。案外これが邪魔だ。

朝日を浴びる守子神社

 西平岳登山口分岐を過ぎた頃から雪が多くなって少し登りづらくなってきた。背負っているスノーシューを出しても良かったのだが、取り敢えず手荷物で邪魔なアイゼンを装着してみる。沈み込みはあまり無いので案外快適に登っていける。

西平岳登山口分岐を過ぎると段々雪が多くなってくる

 雪質はあまりよく無いが、少なくとも木曜日に平野部で雨が降った時以降は自分が初めての入山者のようでトレースは皆無。山頂の一番乗りが期待出来るが、体力不足の自分を追い抜くべく後続者が迫ってくるのがちょっと心配。

再びアイゼンを履き直した 今日は完璧なノートレースなので気分良し
樹の影躍る尾根を登っていく

天気も良いし風も無く最高だね

 前山手前の急登にかかる頃から足が埋まりだしてきたのでここでスノーシューに履き替えた。急登区間はヒールリフターを出せば楽に登れるのもスノーシューを履く大きな理由だ。

前山の分岐地点 道は埋没して跡形無し

目指すピークが見えてきたがまだまだ遠い

遠くに見えるのは赤城山なのだろうか

 稜線右手に那須の山並が見える。夏道ではこの眺望は見えなかったと記憶しているがこの季節ならではだ。

こちらは那須だね

だいぶ近づいてきた。なんとか一番乗りで山頂を踏みたい

西平岳と前岳も迫り

 南斜面故に雪がグズグズしているので、急登区間はグリップが弱くて意外と難渋する。シャーベット状の箇所でどうしても足が滑って上に登れなくてトラバース一回。スノーシューのトラバースは案外辛いのでこういう時はワカンが良いなどと己のパワー不足の言い逃れ。

画面じゃ伝わらないが結構急登

更に急登 巻くように付けられた夏道はどこにも無い でもここが正念場

 どうにか高みに到達する。下から山頂のように見えたのはこのピークであり、山頂から西へ延びた肩の部分である。
 登り上げてみると、おぉ素晴らしきノートレース。例によってウサギが横切った足跡は少しあったが、この状態でヒトが入った形跡は無い。

山頂の肩に到達 しびれるノートレースだねぇ

 そして山頂。山名板の柱がほぼ埋没している。先週のwakasatoさんや野球親爺さんの写真を見ると半分くらい柱が見えていたのだが、この一週間で降り積もったようだ。だが、雪質は固く、スノーシューを脱いで歩き回っても殆ど踏み抜きも無いほど締まっている。

山頂到着

 一方お釈迦様はというと、山名板があれだけ埋まるならこちらもせめて腰あたりまではと思いきや、やはり台座の周りに雪は無い。前面に段差があるので、胴体の影響で風の流れが変わりこうなるのだろうか。

お釈迦様は相変らず雪を寄せ付けないパワーをお持ちのようだ

 今日は無風快晴の絶好のコンディション。過去二回に比べても圧倒的に眺望に切れがある。登って良かった。ちょっとくすぶり気味だった今年の冬の山行だったが、一気に留飲を下げた思いだ。

景色をおかずに食事としましょう

 のんびりとコーヒーを飲み終えたら撮影タイム。いつもザックに入れて全然出番がない望遠レンズも久々に活躍してくれた。

那須岳

日留賀岳、鹿又岳、大佐飛山方面

遠くに福島?方面の山

七ヶ岳

 会津駒ヶ岳。その白く輝く長く連なる峰々。この時期はまず無理だが、せめて残雪期を狙って今年こそ歩いてみたいものだ。

会津駒ケ岳

 そして尾瀬。こちらも燧ケ岳だけでもなんとか登りたいところだが、やはり前泊かなぁ。

至仏山と燧ケ岳

 そしてお馴染みの日光の山達。

日光白根山

男体山と女峰山 こちらか見ると赤薙山から女峰山ってやはり遠い

西平岳と奥に鶏鳴山

矢板市方面

 写真を撮り終えて撤収の準備をしていたところ、突然北側から人が現れた。本日初めて出会う登山者である。聞けば学校平から5時間かけて辿り着いたという。先ほど北側の夏道があるだろう場所を見た時に、深く閉ざされた雰囲気にこれは行くのは無理だなと思った。ましてや北面だから場所によってはアイスバーンなどもあり得るのだが、そこをやすやすとクリアしてきたのだから凄いものだ。南北からそれぞれやってきて山頂を踏んだ二人は、あまり多くを語ることも無くお互いの無事を祈り別れたのである。

来年また来ます

 さぁ、下山だ。
 出だしの区間は急斜面なのでスノーシューでは逆に歩きづらい。アイゼンでスタートしたが、流石に踏み抜きも多く、時折股下まですっぽり埋まってしまうので脱出にいささか難儀した。面倒なので尻セードとなったが、あらぬ方向に行ってしまっても困るので樹から樹に渡るようにして降りる事数本。

途中で尻セード数回

 初めの急降下を過ぎた所で再びスノーシューに替える。いくら軽量モデルとはいえ、やはりザックにスノーシューを付けていると重く感じるので履いてしまったほうが楽なのは確か。

豊月平放牧場が見えた

 下山路にも自分しか登山者の足跡は見つからなかったが、どうやら鹿の群れが往来した模様。我がトレースは無残にも鹿達に踏みにじられている。まぁ、自分は遊び、鹿達は生活だからね。自ずと勝負はついたも同然(;´∀`)

我がトレースは鹿の群れに蹂躙されている(笑)

 下りも結構気を遣う箇所が多くて案外時間がかかったが、ようやく斜度も緩やかになって行程も終盤となり一安心。ふと目をやると見事な鹿のカワハギがある。今日も大量のフンを見てきた。往路の自分のトレース上にも真新しフンが大量にあった。冬のエサの無い時期でもしっかりと食料確保して、時にはこういった樹皮も彼らにとってはご馳走なのだろう。

長かった下りも終盤

鹿の冬の食料

 下山後は尚仁沢ハートランドへ寄り、空いたペットボトルと水ボトルにお水取り。守子ルートを登った時の恒例である。この水でコーヒーを淹れるとなんとなく味が良いような。・・・気がする(^.^)
 それにしても改めて見るとあんな遠くまで往復してきたんだね。改めて一日の登山の余韻に浸ることが出来た。

尚仁沢ハートランドより あそこまで往復してきたんだね

概略コースタイム

今回はGPSのログ採取をOffのままだったので詳細の記録がありませんが、通過箇所は昨年とほぼ一緒です。
タイムは写真のExif情報から拾った時間です。

駐車地発(07:00)-守子神社(07:45)-前山(09:28)-山頂(10:58)-昼食休憩-行動再開(12:10)-
前山(13:20)-駐車地着(14:50)

カテゴリー: 塩谷の山 | 10件のコメント