雨巻山、足尾山から境界尾根

(地図と写真はクリックすると元サイズで表示)



-- 『Nexsus5』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --
※当コースには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合は自己責任でお願いします。

雨巻山の過去の記事
    2007年12月24日  2007年、歩き納めの雨巻山

 13日に大郷戸アルプスを歩いた際、隣の山塊である雨巻山がことのほか大きく立派に見えたのが印象的であった。よし、来週はあそこだなと直感。どうせなら少しひねりを入れて歩こうかと地図を見ながら思案した。
 11年前にまだ山歩きを始めた頃に歩いたルートを懐かしんで前半を廻り、その時に終端であった御嶽山より更に北を目指して境界尾根を辿って県道へ着地。あとは途中デポのワインレッド号で帰りの車道歩きを省力化という段取りだ。

朝の光が残る三登谷山から

大郷戸アルプスと右奥に富士山

 予定では遅くとも正午前には足尾山を通過と考えていたが、思ったより順調な歩きで未だ誰も居ない雨巻山の山頂を独り占め。今日も沢山のハイカーが此処を目指して登ってくることだろう。

誰も居ない山頂

東側の眺望はすっきり

御嶽山も絶景也

鉄塔のうねうねが凄いね

 11年前は御嶽山から少し戻った道で大川戸へと下ったが、今回は北側の鎖付き急斜面を初体験。
 注意すればさほどではないが、結構な斜度と距離である。登ってくる人を数人待って自分も下降を開始する。
 御嶽山まではよく整備された登山道だ。難所と言われる猪転げ坂でさえも、その由来を忘れてしまうほど程手厚く整備されているから、御嶽山の鎖場は結構パンチの効いた区間と言えよう。

足尾山から先も道標がある

 鎖場を過ぎると再び穏やかな尾根歩きとなった。足尾山を通過してしばらくすると『タイタニック岩』という案内があり、巻道から真っすぐ進むと御覧の岩場頂部に達した。
 写真に写っている岩の下は真っすぐ切れ落ちておりその先端に立てばまさにタイタニック号の舳先から海原を見渡すが如しかな。万が一落ちたら洒落にならないのでへっぴり腰で少しだけ下を眺めておしまい。近くまでおいでの方は一見の価値ありだ。

タイタニック岩から

 北尾根ルートも踏み跡濃く道型もしっかり。地蔵院経由で大川戸へ下山出来るようだ。だが、今日の核心部はここから。
 地蔵院へ向かう道へ別れを告げ、境界尾根を追い続ける。

ここから登山道離脱 踏み跡は落ち葉にかき消された

 得てして境界尾根というものは歩きやすくなっている。というより境界の維持管理の為に仕事の人が歩く機会が多いので自然とそうなるものなのだ。ルートファインディングとしてはいささかつまらないかもしれないが、僅かな方角の狂いで見通しの効かない枝尾根に吸い込まれて地図とGPSと睨めっこしながら胃の痛い思いで歩くのに比べれば、たまにはこんなお気楽な歩きも良いなぁと思いつつ・・・二回ルート外したのは内緒。

冬枯れの藪は気持ち良い

 予定よりも遥かに早いペースで来れた。まだ先だろうと思っていた345mPにて昼食タイムとした。
 時間も丁度お昼だから雨巻山の山頂はさぞ沢山のハイカーで賑わっているだろうに、このピークのなんと静かな事か。
 この山域は鹿はもちろん猪の気配も薄く、目を凝らすとたまに狸の溜め糞が転がっているくらいで、動物でさえも近くに居ないとなるといよいよ自分ひとりのピークのようである。

昼食の345mPにて 境界見出し票が紅一点「

 境界を追うルートも県道に落ちる頃になると不明となり藪が濃くなってきた。そのまま直進すると高い法面に直面してしまうことは解っていたので少し進路を西に振って下降する。

最後はご愛敬で・・・

 どんぴしゃりかなと思ったが、工事が進んでいるようで法面工事の延伸地点へ出てしまった。見るとヘリ伝いに降りられるのでここを下った。新道建設の為にその分斜面が後退したので地形図よりかなり手前でこのポイントへ到達してしまったようだ。

工事中の場所へ出た

ヘリを伝って降りていく(本来ならばトラックのあたりが尾根末端だった筈)

左奥にフィニッシュ

 後は延々と車道歩きを残すのみ・・・だが、
 今回は久々のワインレッド号を朝のうちに仕込んでおいたのだ。
 グーグルマップで見つけたこのデポ地。下山ポイントから2Km程あるが、事前に実地偵察を行っていれば他にも候補地があったなぁと反省。やはり事前計画は手抜きしないほうが良い。

ワインレッド号デポ地

やぁやぁお帰り

 残り4キロあまりの道のりだが、幾らか勾配があるから結構終盤のタスクとしてはキツイかな。
 でも、今日歩いた稜線を見ながら漕ぐペダルはやはり気持ち良いね。

歩いた尾根が一望

概略コースタイム

駐車場発(07:13)-三登谷山(08:02)-雨巻山(08:53)-展望台(08:57)-御嶽山(10:08)-足尾山(10:19)-
タイタニック岩(10:36)-登山道離脱(10:48)-345mP(11:52)-昼食休憩-行動再開(12:30)-275mP(13:11)-
県道へ接合(13:43)-自転車デポ地(14:17)-駐車場着(14:56)

カシミール3Dデータ

沿面距離:17.7Km(自転車区間含む)
所要時間:7時間43分

カテゴリー: 県東の山 | 4件のコメント

大郷戸アルプス周回と富谷山

(地図と写真はクリックすると元サイズで表示)



-- 『GPSMAP60CSx US版』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --

 リンゴさんが過日歩かれた大郷戸アルプス。その耳慣れない名前に興味を抱き地図を見ると、雨巻山の一つ西側の山域にあるということが判った。最近地元の人によって開発されたということだが、あまりメジャーになる前に歩かせていただこうと計画をした。

 朝、目覚めてみると前日の天気予報が嘘のような曇り空が拡がっている。若干意気消沈するも高曇りだから時間と共に青空が拡がるのを期待して車を走らせた。
 前夜、パソコンの詳細な地図からカーナビに目的地を転送していたので道は迷うことが無かった。ネットでリンクしているナビはこういう時は心強い。

 8時半頃にに駐車地の三ノ宮神社に到着するも、依然として雲は晴れていない。北側が徐々に明るくなりつつあることに希望をつなぎ、一時間程車内であれやこれやと時間を潰す。だがあまり改善する見通しも感じられないまま支度をして出発をした。

 地図と睨めっこで住宅地を進み、荒町自然公園への道標を見て左折。公園へと続く静かな路には名前入りの巣箱が所々にかけられていて、周辺が地元の人に愛されているのが窺われる。

出発点の三ノ宮神社(帰りに撮影)
住宅地の中を左折
公園へと続く静かな路


 公園入口から更に進んで行くと軽く登りきった先が浅間神社が建つ四等三角点ピークだ。山頂広場には四阿やベンチなども設置されていて地元の方々の憩いの場なのか。ほんのわずか標高を上げただけなのになかなか贅沢な眺望である。空気が澄んでいれば、いつもより遠く見える冠雪の山並もう少し鮮やかに見ることが出来るだろう。ようやく青空が拡がってきて気持ちも軽くなってきた。今日一日楽しく歩けそうだな。

名前入りがナイス
公園へと進む
三角点 前沢南 標柱が無い


 浅間神社を後にして一旦車道歩き。金毘羅神社を過ぎるとすぐ左手に登山道の入り口があった。

北の山も遠い
ピークに建つ浅間神社
金毘羅神社を見ると・・・


 特に道標などは無いがこれほどに明らかな道型があれば充分であろう。
 一つ目のピークである行灯峰へのルートが解らず、どこかで適当に直登しようかと考えながら進んでいくと踏み跡あり。
 これを追って行くとすぐにピークへ達した。
 山名板は最高地点より少し下にあったが、ピーク地点はいろいろ散らばっていてあまり良い雰囲気ではない。

ここからがルートになる
一つ目のピーク、行灯峰
頂部はいろいろ散らかっている


 引き返して下ると分岐があり、真っすぐ降りると先ほどの周回ルートと合流したようである。
 そこには手製の道標が設置してあり、行灯峰へはここから登るのが正しいらしい。

 程なく一本目の鉄塔へ到着。陽の届きずらい樹林歩きが続いていたので、開放的な風景が目に眩しい。北側には先ほどの行灯峰が思ったより大きく横たわる。一方、南側は阿部岡浅間山方面だろうか。気持ちよく電線が伸びていく。

道型を辿って降りたら道標あり
一本目の鉄塔 眺望が期待できる
先ほどの行灯峰は案外ピラミダル


 一旦だらだら登った次は急坂が待ち構えていた。その名は『夫婦坂』。
 名前の由来は何だろうと考えながら登っていくと、途中に珍しい『夫婦の木』あり。なるほど、と名前に合点。

南側は阿部岡浅間山方面だろうか
写真で見るより急だった
確かに珍しいね


 二番目の鉄塔地点もまた爽快な眺望を楽しませてくれる。大郷戸アルプス周回ルートには福島幹線と福島東幹線の鉄塔がそれぞれ2本づつ存在し、東西の尾根で計4本の鉄塔を巡る旅なのだ。
 やや急な大岩坂を登りきると、そこに二つの岩が出現。けっして大きいとは言えないが東西の尾根では露出した岩はここしか無かったかもしれない。
 岩瀬町の『猟区』という看板を数枚見かけたが、いつも歩く山域では『休猟区』や『禁猟区』はよく見るので新鮮に感じる。鹿や猪の気配は感じられなかったので獲物は鳥類なのだろうか。

二番目の鉄塔より大政山東方の283.4mPかな?
この坂を登りきるとコースで唯一の岩がある
“猟区”という看板は初めて見た


 周回尾根の中間点から富谷山へ。林が切れると重機道でぐるぐる輪切りになった頂部を目指す。
 最高点と思しき場所には山名板などはなく殺伐とした雰囲気。もともと三角点があるわけではないがなんとなく興ざめな頂きである。だが、禿山なので景色はすこぶる良い。

東西周回尾根の中間から富谷山へ
三角点や山名板は無いがここが最高点かも
荒涼とした頂稜部

加波山と筑波山が大きく見える
雨巻山も威風堂々
富谷山北側も無残な姿


 眼前の大きな加波山と筑波山を眺めながら昼食を楽しんだ後は東尾根へと踏み出す。
 序盤はなだらかな下りに鼻歌気分。そして登りに転じれば掘削地のヘリを登りきった場所が展望地である。

 展望地で休憩中のハイカーと会話をしていると、このルートを拓いた方(地元の方)とそのお仲間。
 名刺とコースマップを頂く。
 東尾根は境界尾根なので恐らく以前から踏み跡があったように感じるが、西尾根は時に巻き、時にトラバースし、よくもまぁ巧みに道が出来ているなと感じていた。道型の確かさに案外以前から歩かれていたのではと思っていたが、どうやら最近藪を刈って道を作ったらしい。いやはや頭が下がる思いである。最近歩く人が増えてどんどん道型がしっかりしてきたようである。今少し黎明期に訪れたかったという気持ちも禁じ得なかった。

 皆さんが出発した後も展望地からの風景を楽しむ。今しがた歩いて来た西尾根が拡がり、傍らには雨巻山もその存在感を誇示している。なかなかの景色である。先ほどの方々がここの名前を何にしようか楽しく思案中なのも頷ける。

 展望地から下っていくとロープが設置された急坂があった。お隣の山にも似たような名前の坂があったが・・・
 何はともあれ滑りやすい急坂なので大いにロープに助けられた。

東尾根の出だしは穏やかな平坦ルート
掘削地のヘリを高度を上げながら
狸も転がる急斜面


 終盤も大郷戸ダムが見えるポイント、里を見下ろすことの出来る鉄塔があり、思った以上に変化のある素晴らしいルートであった。
 最後の区間は教えていただいた新登山道を経由してフィニッシュ。新登山道は先ほど展望地で会った『大郷戸アルプスの仲間たち』代表の廣澤さんの私有地を経由しているという。地元の方々の愛着のフィールドで遊ばせていただいた一日であった。

大郷戸ダムが姿を現す
最後の鉄塔からの景色は里が主役
新道出口にフィニッシュ

概略コースタイム

三ノ宮神社発(09:26)-荒町公園入口(09:40)-浅間神社 三角点 前沢南(09:54)-金毘羅神社(10:07)-登山道へ(10:11)-
行灯峰(10:32)-福島幹線№330鉄塔(10:55)-夫婦坂(11:04)-福島東幹線№318鉄塔(11:18)-三角点 大郷戸(11:32)-
富谷山(12:20)-昼食休憩-行動再開(12:58)-展望地(13:50)-狸転げ坂(14:09)-福島東幹線№316鉄塔(14:18)-
ダム展望地(14:27)-福島幹線№328鉄塔(14:35)-三角点 山本(14:41)-三ノ宮神社着(15:02)

カシミール3Dデータ

沿面距離:12.5Km
累積標高差:(±)780m
所要時間:5時間36分
※累積標高差は、『国土地理院基盤地図情報数値標高モデル10mメッシュデータ』よりカシミール3Dにて算出した値

カテゴリー: 県東の山 | 2件のコメント

雪道走行

 新しい車でまだ雪道を走っていない。
 今シーズン、圧雪路やアイスバーンを走り山に行くことも考えられるから、まずは雪道を体験しておこうと思い、福島へドライブをすることにした。

 前車のパジェロミニはどんな場所でも気兼ねなく入っていけて、どんな場所でも駐車することが出来たが、流石にまだこの車だとその境地にはなれない。暫くはお客様のような扱いだから、悪路の末の駐車地や路側に無理やり駐車というのはしばらくお預けになるかもしれない。まぁ、これは時間の問題かもしれないが(笑)

 で、この車。HondaSensingという安全運転支援システムというのが搭載されているのだが、これがなかなか素晴らしい機能で、「新しい車どうですか」と聞かれる度にホンダの回し者よろしくすばらしさを触れ回っている。

 ここでいちいち説明しても正確に伝わらないので公式サイトのほうを一覧いただけたらと思う。
 あくまで支援システムなのだが、実際高速に乗り、車速と車間、車線維持をオンにするとカーブ区間はハンドルが勝手に動き、割り込んできた前車がスピードを落とすとそれに追従して減速し、車間を維持して走行。前車が加速すれば再び設定速度までこちらも加速するという至れり尽くせりだ。
 ドライバーは非常時に備えているだけで一切操作しなくても良いという自動運転もどきがこの程度のグレードの車でも実現できるというのが驚きである。

 HondaSensingはホンダの大部分の車で採用されており、先ほどはN-BOXやN-VANにも搭載されるようになった。量産すればコストダウンもするだろうから益々進化する技術なのであろう。
 当然、他メーカーの車にも同様の機能があるのだろが、つくづく車は進化したなと思う。
 近い未来に完全自動運転化と言われても現実味を感じてしまうほどだ。

 ディラーオプションのナビがネットと接続(通信料はホンダが負担)しており、クラウド上のデータにアクセスしているお陰で走行のデータをパソコンやスマホで取得。そしてパソコンやスマホで作成した事前作成ルートをナビに転送なんていうことも出来る。
 いやはや、フルマニュアルでかぁちゃんナビの車に長らく乗っていた自分には驚きの連続である。

 一か月半乗ってみて短所も少し見えてきたが、最大の難点はハイブリッド故にヒーターがものすごく効きづらいということ。
 シートーヒーターがあるグレードだったのでなんとかやり過ごせるが、これが無かったら冬場はかなり辛いだろう。
 勿論長距離を走ればラジエーターもそれなりに高温になり暖かくなるが、下り坂が続く局面やモーター走行の時間が長いと(エンジンが止まっている)たちどころに風温が下がってくるのだ。片道5Kmの通勤だと風温が充分に上がる前に到着してしまう。ホッカイロのようなシートヒーターの有難味が身に沁みる。

 で、話を戻し、雪を求めて会津方面へ北上することに。
 田島の道の駅あたりから道路に少しづつ雪が出てくるが、除雪もしっかりしており希望の体験には至らず。

田島の道の駅にて 背後の貝鳴山もいつか登りたい山

 会津田島の市街地(現在は南会津町)で一旦国道を外すと雪道初体験には手頃な感じの積雪が待っていた。暫くは田舎道を行き、雪の感触を確かめる走行となる。流石に新品のスタッドレスタイヤの効きも良く、車自体の挙動も充分安心して走行出来るレベルだと感じた。もっともパジェロミニのようなダイナミックな走りの感覚とは程遠いのは仕方がない。

国道から一本外して雪道を楽しむ

なかなかの積雪量だね

 会津田島祇園会館に立ち寄り、郷土料理バイキングで腹を満たし、甲子トンネルで栃木県へ戻る。
 文字通り「走る」のが目的のドライブであった。
 次は何処のお山の麓を走るのかな。楽しみである。

道の駅下郷にて

 嗚呼、雪のお山が呼んでいる?でも空が晴れてなきゃ嫌だ(軟弱なもので)

“ぷちぷち” 一本お土産に買いました
カテゴリー: 日記 | 2件のコメント

年明け一発目は計画の甘さで撃沈



-- 『GPSMAP60CSx US版』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --
※当コースには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合は自己責任でお願いします。

 年が明けてしまい既に三日となりましたが、遅ればせながら、

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 ということで、年末年始の子供達+孫も帰ってしまい手持無沙汰の正月三日。今年の歩き始めはどこにしようか思案していたところ、ネタ帳をめくっていたら、野球親爺さんの一年前の記事が目に止まった。
 ルートを参考にさせていただき自分なりのアレンジを加えて計画した。

 結局時間の読みが甘かったのと幾つかの失敗。手前の尾根から見た寺久保山も思わず遠く感じると戦意喪失してしまった。
 計画ルートの半分くらいしか歩けなかった末、最後は屈辱の車道歩き。それも国道だ(*´Д`)
 もう少し早立ち&事前準備を周到に行ってから再チャンレンジすることに決め、今回は小手調べとなったのである。

 ・・・と、一旦速報を出したものの、写真を選択してもいま一つ中途半端なものしか選べない。
 やはり煮え切らない思いで歩いていたのが現れたようだ。

 途中でコンパスを使おうと思ったら、Protrekはついに完全に故障してもはや時間表示以外の機能が停止してしまった。
 更に、GPSMAP60CSxのコンパスが狂っていることに気づかずコースミス数回。
 やおらスマホのコンパスアプリを起動して見ると、自分が方角を失った事に気づき慌ててGPSMAP60CSxのキャリブレーション補正を行う始末。(;´д`)トホホ

 予定では正午に寺久保山に立つ筈だったのだけど・・・
 終盤の藪(かも)尾根のクリアに2時間は欲しかったので遅くとも1時迄には寺久保山出発だな。
 でもこれじゃタイムオーバー。
 以上、失敗の原因列挙にいとまなし。

 無理すれば予定通りに歩けたような気もするが、やはり精神的な余裕が必要。
 あと、日照時間の少ない今の時期は残り時間も重要だよね。

 と、いうことで今回はブログ記事も含めて再チャレンジを心に誓う。
 いろんな山で予定通りに歩けなかったことはあるが、それらはルートや内容が到底自分の実力にそぐわなかったからだが、今回のように自分のミスだけが要因だとやはりリベンジをこだわっちゃうものだ。
 軌跡とコースタイムだけは自己反省の意味も込めて記録を残すことにした。

 概略コースタイム

駐車地発(07:55)-城山(08:46)-255.6m三角点(09:04)-鳩の峰(09:45)-272.1m三角点(10:20)-
昼食ポイント(11:05)-食事休憩-行動再開(11:39)-車道接合(11:54)-R293へ(12:21)-駐車地着(13:46)

カテゴリー: 県南・両毛の山 | コメントをどうぞ

手近な山だけど結構濃かったヨ



-- 『GPSMAP60CSx US版』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成 --
※当コースには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合は自己責任でお願いします。

 涼しくなれば自分の山の季節。
 そんな我が登山適期にとっくに突入しているというのに、なんやかやでなかなか山に出られずにいた。
 ようやくチャンスが巡ってくるも、すっかりたるみ切った四股や腹回りにいささか臆し、近場のお手軽ルートを設定した。

 計画当初では矢倉山の南東に位置する妙見山(330mP)も訪れ、鬼山(地理院は兜山と誤記)も踏んで篠井富屋連山コンプリートを考えたが、矢倉山と妙見山はそれぞれ高舘山からのピストンになる。コース終盤の足腰にちと厳しそうだと感じ、妙見山は計画から外した。(蓋を開けてみればやはり疲れが効いて最後の鬼山はパスという結果になった)

 こどもの森公園駐車場に着くと先着車無し。今日はクリスマスイブだから中高年も孫たちのプレゼントで忙しく山どころではないのかな。人気の山なれどハイカーの姿はまったく無し。
 駐車場から登っていくコースは三つあるが伐採作業中につき通行止めの案内があった。通過できるのはセンターハウス経由でキャンプ地脇を抜けて最上部から続く登山道のみである。

こどもの森公園センターハウス上部より

 登山道に入ると段々に急登。榛名山の姿は篠井集落側から見ると実に形の良い円錐形を成している。まさにそのピラミッドのような斜面を登っているのだから、納得の急登だ。

まずは一座目 榛名山

 ここまで誰にも会うことが無かったが、榛名山の山頂で地元の方だろうか。高齢の男性に会う。「今日は寒いね」と言い残し、熊鈴の微かな音色と共にあっというまに姿が見えなくなった。石祠に向かい丁寧に手を合わせていた後ろ姿が印象的であった。

続けて男山 北側の直登ルートは伐採の影響で封鎖されていた

 まずは一区切りの本山へと立つ。相変らず眺望は素晴らしい。女峰山は雪雲に深く覆われている。今日は風が強いから景色も良いが、立ち止まるとみるみるうちに体が冷えてくる。

そして本山

 飯森山への登り返し地点にある鉄塔から見た景色。
 なんの変哲も無い482mP。あぁ、何故かあそこを踏んでみたいという衝動に駆られるなぁ。
 

南いわき幹線№241鉄塔下から見る482mP(右側)

 何度か息をつきながら飯盛山の急登を登りきる。
 初めてここを登った時は息も絶え絶えだった思い出が懐かしい。

石祠に大吟醸

 飯森山から下りに転じると、ようやく今日の目的地である矢倉山と高舘山から延びる稜線が見渡せるようになる。
 見る限り変哲の無い尾根繋ぎという感じだが、現地は想像以上に複雑であることをこの後知ることになる。

これから向かう、左が矢倉山そして高舘山

 飯森山の下りは相変わらず滑りやすい急斜面なのでロープが実に有難い。
 約12年前、同行した息子が登山靴を履いていなかくてこの下りで難渋していた記憶が蘇った。

飯盛山の下りはロープにサンキュー

 一旦舗装林道で繋ぎ、富屋連峰へと踏み込む。
 以前から気になっている名前の青嵐峠。ググってみてもこれといった情報が見つからないが、峠の南北にある地形図に描かれた破線道は道型も微かに痕跡を残している。ここを辿ってみるのも面白いかもしれない。

 順調に高舘山へ到着した。広々としているが眺望は枝越しであまりすっきりしないのが残念だ。不人気故に訪れる人も少ないのであろう。麓の日光サーキットの爆音が気になるが、それを差し引けば雰囲気はとても良い。

広々とした高館山へ

しかし、今日はここから先が核心部なのだ

 山頂裏手に廻り、ここからが今日の核心部である。
 地形図を見る限り、広尾根の方角さえ間違わなければ大丈夫だろうと思っていた。
 薄藪に踏み込むと、まずは大岩のお出まし。
 一つの岩が6~7mもあろうか、そんな岩が縦に数個連なっており、さながら絶壁の様相を呈している。脇から足を滑らせたら無事では済まされないだろう。西側から見る高舘山は穏やかな雰囲気があるが、実は裏手に地理院地図も把握していないこんな厳しい表情を持っていたとは、まったくもって予想外であった。

おぉ!いきなり岩壁が連荘!高さ数十m

 この岩の出現に心が慎重にならざるを得なかった。進む方角に岩は無さそうに見えるが、斜度が思ったよりキツかった為視界の効きやすい方角に少し振って下降を開始。だいぶ下げた所でルート復帰を試みるが今度は結構な深藪に手こずる。一帯は既に自然に還ろうとしている古い作業動が随所に交差しており、より複雑な地形となっている。実際問題、道が道として機能している間はよいが、そこが深く藪化すると斜面が寸断されるだけで歩きづらいことおびただしい。

先が見通せないので木立のみが情報

 緩急繰り返すルートも藪が途切れれば随分と気が楽になった。やがて鉄塔を通り過ぎると最後の登りにかかる。

こんな極楽区間もあり

ラストはすっきりした登りを詰めると・・・

本日の目的地である矢倉山へ到着

北風が強いので岩陰でザックを降ろす

 いつもの昼食とコーヒーで鋭気を養い、そして来た道を戻る。往路は大きく外した想定ルートのキープは、藪に逆らいながら登ることを除けば比較的楽。なんでこんな事してるのかなという自問と隣り合わせにこの状況を楽しんでいる自分がいるのが面白いものだ。

帰りはしっかり想定ルートで 藪は濃かったけれど

脇に逃げるとまたルートを外すので懸命にセンターキープを心がける

 無事高舘山へ復帰すれば後はしばらくのんびりと登山道を進むのみ。
 ところがどうしたことか、黒戸山を通過するあたりで太ももに痛みが出始めた。やはり少し力み過ぎたようである。
 しばしマッサージをして落ち着いてきたが、最後の鬼山も藪登りなのでここは安全の為にパスしよう。

やれやれ最後の兜山だ

 兜山からの下りが本日二度目のハイライト。
 山頂の北側はやはり大岩が点在しているが、高舘山程の厳しさは無い。

裏手に廻ると巨岩が幾つか連なる

 慎重に岩を避けながら下るとすぐに斜度が緩み小藪を進む。ほどなく藪が切れると集落の建物が見えるようになった。
 あとは車道歩きを残すのみ。

岩ゾーンを抜ければ、ほどほどの藪がお出迎え

ようやく藪ゾーンも終わり

奥、右手から着地

右手の山頂から左の尾根を降りてきた

既に冬なれど晩秋の雰囲気も漂う

車道歩きも田舎道は楽しいものだ

朝登った榛名山 山頂直下は確かに急登だね

新しい相棒の元へ帰着

概略コースタイム

駐車場発(07:47)-展望台(08:15)-榛名山(08:36)-男山(08:51)-本山(09:16)-飯森山(10:08)-
青嵐峠(10:29)-高舘山(10:56)-矢倉山(11:54)-昼食休憩-行動再開(12:30)-高舘山(13:13)-
黒戸山(13:45)-兜山(14:06)-車道に接合(14:39)-駐車場着(15:32)

カシミール3Dデータ

沿面距離:15.5Km
所要時間:7時間45分

カテゴリー: 宇都宮の山 | 8件のコメント