リベンジ静岡の旅

 静岡の旅一日目 11月18日(木)

 今春に続けて二度目の静岡の旅である。

 前回は初日が移動二日目は愛鷹山の黒岳、越前岳登山と意気揚々としたスケジュール消化であったが、三日目の沼津市内で不運との遭遇。残っていた旅をいつか必ず続けたいという思いが高まり、若干のアレンジも加えてリベンジへと旅立った。

 期間は11月18日から25日までの8日間。期間中に前線通過(22日)の悪天候確定日が一日あってかなり悩んだ。23日出発という線も検討したが、この前線通過以降は強力な寒気が入ってくるらしい。車中泊には厳しい状況になりつつある。だから、なるべく暖かいうちのほうがよかろうと思い決行に至った。

 初日は淡々と移動のみ。走行距離263Km、9時間1分。もちろん休憩や買い物などの時間も含むが、全て下道オンリーなのでいやはや流石に疲れる。

 最終日の結果を今ここに書いてしまうと、トータル1,225Kmの下道走行となった。
 予定段階で帰りは一部高速を検討していた。いざ最終日になると、ここにきて数時間を節約してもしょうがないな、むしろ下道オンリーを貫いたほうが清々しいやとさえ思えるようになった。時間がある者の特権であろう。

 宇都宮から相模湖方面までは殺伐とした市街地の風景が続く。だが、国道413号、通称「道志道」に入ると一気に山間部となり、ハンドルを握るのが断然楽しくなってきた。丹沢山塊と道志山塊に挟まれたこの道は、栃木県の小来川あたりでも走っているような風景が拡がっているのだ。

 静岡方面へアクセスする場合、東伊豆なら真っすぐ南下して平塚から国道1号に入るのが効率的なナビルートとなる訳だが、こちらはどうにもごみごみしていて走っていて楽しくない。ドライブとはいえ、やはり自然の中を行くのが絶対に良いのだ。

道の駅どうしにて

国道413号「道志道」沿道の紅葉も鮮やかなものが散見

夕暮れが近づく山中湖畔にて

動くホテルの旅は始まった

 本日の泊地は道の駅伊豆ゲートウェイ函南である。
 春の静岡行の時に実は偵察済み(この直後に少し離れた場所でトラブル発生)であった。車中泊者の評判も上々の道の駅である。実際現地入りするとトイレは綺麗、駐車スペースに傾斜はほぼ無し。気になったのは車中生活者が少し多かったように感じた点だけ。

 最近は車中泊ブームと言われているが、昼間は別の所へ移動して夜になるとまた同じ道の駅へ戻って生活しているいわゆる『車上生活者』も結構見かけられる。一般のお客さんが沢山居る比較的早い時間から車中泊状態に遷移して端のほうでチェアーを出して仲間同士で喋っていたりする。また、中には車外でガスバーナーを使って煮炊きをしている者などもいて、こちらは明らかにルール違反だ。

 別な視点で深刻な例を挙げると、本当に車以外に生活する場所が無く極まってそこに居るという人。シェードも何も施さずに運転席で魂の抜けたような面持ちでじっと夕闇が迫るのをひたすら待ち、夜のとばりが降りるとジャンパーの襟を立てて倒したシートにそのまま横たわる。食事はいったい何時しているのだろうか、そんな人もたまに見かけることがある。

 他にも酔っぱらって夜に騒ぐなど、道の駅が住宅地脇にあるとすると、住民としてはこれら事項が治安的に不安要因として挙がってくるのは当然のことである。

 だが、ほとんどの優良な車中泊者は営業時間が終了してから訪れ、外に出るのはトイレと自販機だけ。なるべく音を立てないように車内だけでひっそりと一晩を暮らし、翌朝は営業開始時間前に出発しているのも書き添えておきたい。

 道の駅ゲートウェイ函南に話を戻すが、セブンイレブンとタリーズコーヒー併設というお洒落な道の駅なので利便性は高いが、その分沢山の人が集まってきてなかなか夜も騒がしかった。そしてなんといっても車の騒音がひどい。脇にある伊豆縦貫道の車は押しなべて法定速度プラス20Kmくらいで走り抜ける。そしてロケーションが良いので大量の大型トラックが仮眠で集まり夜通しアイドリング大合唱となる。

 少ない自分の車中泊経験でもここまで便利で近代的だが寝るのにうるさい道の駅は初めてだ。実は明日も此処に泊まる予定だったのだが、ふと以前読んだどなたかの記事に、隣接している「川の駅」は静かだよというのを見かけたのを思い出した。

 結局、翌晩は川の駅のほうに停め、セブンイレブンがある道の駅までは跨線橋で数分歩くだけで行ける。ちゃんと綺麗なトイレもあり、小高い所にあるので道路の通過音は小さい。大型は入って来ず快適に眠れたのである。

 車中泊は予定していた場所の情報を細やかに入手していたほうが絶対に良い。ぱっと一目見ただけで不可な場所もあるが、道の駅ゲートウェイ函南はなかなか曲者な泊地であった。

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