初めての10連休

 世間並みに10連休となった。37年間のサラリーマン生活で最初で最後のロングバケーション。
 特に意識し計画していなかたったが、いろいろあって長くても短い日々。
 もうあと10日くらいあっても・・・否、あと1年位こんな風に過ごしても長い一生、バチ当たんないじゃ無い?
 なんて極楽とんぼのような気持に。
 嗚呼、それでも火曜日からまた現実の日々にカムバック!

 一応備忘録として日記にしました。

4月27日

 日頃の骨休み。天気もよく無かったので家でだらだら過ごす。

4月28日

 娘夫婦の引っ越しで東京へ。
 前準備は家内が過日既に手伝っていたのであまりやることは無かったが、細々な作業+アルファ。
 早朝に出発して夜10時過ぎに帰宅。結構疲れた。

4月29日

 息子夫婦がレンタカーで嫁さんの実家(岩手)へ向かう途中で宇都宮に2泊逗留。
 送られてくる写真や動画で孫の姿は見ていたが、やっぱり実物は良いねぇ。
 写真を沢山撮ったが、カメラ目線で笑顔の良い写真は動いている時が多いのあるあるでボケ写真量産。
 デジ一とミラーレス両方出動だが、ISO上げられない昔のデジ一での写りは全滅だ。
 うーーむ。娘の子供が産まれる前に最新のデジ一を購入するかぁ、と変に芽生える。
 という訳で下の二枚はミラーレス(EPL-6)で。だがISO上げすぎで画像荒れ気味。

これからお風呂(^^♪

風邪気味でお鼻出ちゃってます

4月30日

 雨が降る。息子一家は日光江戸村に遊びに行く予定だったが、この天気じゃどうしようも無いということで午前中は壬生のおもちゃ関係の所へ遊びに行った。

 午後は久々に若夫婦で子育ての息抜き。スーパー銭湯で休みたいということなので家で子守を買って出る。

 親が居なくても泣かない子なので保育園でも人気者だとか。グズられることも無くお役目終了!楽しい時間を過ごすことが出来た。
 あらかじめ子供が触って危なそうな細々としたものは片付けていたのだが、炬燵の上にあるリモコンが大の好物なのだ。目に入るとダッシュでハイハイして行って得意げに持ち上げるのが愛らしい。

5月1日

 息子夫婦。岩手に向けて出発。今日は仙台で一泊するということだ。孫フィーバーが去った爺婆はちょっとした放心状態。
 正直疲れちゃったけど、抱いた孫のぬくもりや笑顔、仕草がふっと錯覚のように蘇ってくる感覚。
 自分の子供の時の事は夢中だった記憶だけで細かい事はもう忘れてしまったが、子育てって大変だなぁと改めて実感した。

5月2日

 10連休後半開始。
 この休みに事前計画していたのはこの2日と3日の二日間のみである。いわゆる『本命』の行動となる。

 最近流行りの『車中泊』の実践だ。
 正直、車を買い替えたのもパジェロミニが古くなって税金が上がっただの、燃費が悪すぎるだのとの理由はあるが、一番はリタイア後の人生を車中泊であちこち放浪しながら過ごしたいと考えていたからだ。

 究極はキャンピングカーだろうが、流石にそこまで金をかける余裕は無い。第一、年金が支給されるまでまだ5年もあるのだから余計な出費は抑えなければならない。
 若い頃から熱望していた放浪。健康寿命が70歳と考えている自分は60歳からの10年間、若干体に負担がかかるようなことがあってもこの10年間なら出来ると思うのだ。手放しで旅立てる環境が整う保証はないが、この10年間を思ったように生きなければ絶対後悔するというのが率直な気持ちである。

 クルマ選びは予算も鑑みて軽のワンボックスカーとかも検討した。だが二台持ち出来るほどの財力は無い。車中泊が出来て普段使いも取り回しが良くて経済的でという条件で絞り込んでいき、HONDAのシャトルハイブリッドへ行きついた。

 燃費と使いやすさ、そしてHONDAセンシングという安全機能のお陰で自動運転は実に楽ちん。昔のフルマニュアルな車メインの車歴からすると目から鱗状態だ。世の中もっと高級な車に乗られる方も多いが、老後を控える身にとってささやかなれど痛い出費だ。だが、長く乗るとなれば悪い投資では無かったと思う。

 で、肝心の車中泊性能は如何に?ということで、事前にネットやYouTubeで得られた知識で揃えた装備の効果を図るべく実践となった。

 場所は特にどこでも良かったのだが、日頃行きそうでなかなか行かない秩父エリアとした。子供の頃、父親に連れられて山登りや観光をした秩父と奥多摩を感じる旅がしたかったという思いもあったのだろう。

 旅のコンセプトは、

 『高速は使わない』
 『夕食朝食は地元のスーパーで調達、車内で食べる』
 『予定は未定、行き当たりばったり』

 で、徒然なるままに秩父へ向かう。

武甲山のおどろおどろしさ

青空と鯉のぼり(道の駅 大滝温泉にて)

 三峰神社を目指すも、残りあと2Kmちょっとで渋滞にはまってしまってビクとも動かなくなる。10連休+令和の御朱印目当ての観光客が殺到しているのかな?
 観光ドライブなら自分も我慢強くこの車列を進むだろうが、今回のコンセプトには合わない。こういう所はいつかまた来れば良いのである。すぐさまUターンさ。
 景色の良い所で風景を眺めると、雲取山が見えた。小学校低学年の頃に雲取山荘で一泊して奥多摩湖へ縦走したのが懐かしい。この思い出の奥多摩の山々を再訪するのも今後の目標としている。

三峰神社へ向かう途中から

何時の日かじっくりと歩いてみたいものだ

 本日の車中泊箇所である『道の駅 両神温泉薬師の湯』へ、まだ陽も高い三時頃に到着した。
 最近、道の駅に温泉が併設されているのをよく見かけるが、正直栃木のハイレベルな温泉を知っているとなかなか満足のいく温泉は少ない。それでも集客としては効果アリだろう。結構な訪問者の数である。

 もっとも、今回は温泉を求める為にやってきたのではなく、兎に角初めての車中泊である。
 結局明るいうちは温泉でくつろいで風呂三回、夕方6時になってから一旦近くの街のスーパーまで買い出しへ。

 再び道の駅に戻ってくると、温泉目当ての客や純然にドライブ休憩の客足も少なくなるも、何故か駐車場の車は一向に減らない。どうやら皆さん車中泊狙いの様子だ。
 最近車中泊をする人が増え、ゴミや騒音(エンジンや話し声)が社会問題となっていると聞く。中には車中泊禁止の道の駅も出始めているらしいが、メジャーな所ならまだしも10連休とはいえ比較的小さなこんな道の駅でもこれだけ車中泊する車が多いとなると頷ける話だ。温泉が併設されているとなればまさに渡りに舟と言っても良いだろう。

 さて我が初めての夜はというと、
 自宅で一通り練習はしてきたものの、いざ実際に荷室(シャトルは後部座席を倒すと180cm以上の縦スペースが確保できる)を個室化してみるといろいろと問題が見えてきた。
 買ってきた総菜と、万が一夜中に移動しなければならない事態を考えての味気ないノンアルビールでとりあえず腹を満たす。そんな食事も初めてのことだから案外ドキドキものだ。

 隣の車は子連れの4人家族だが、ワンボックスカーの天井が上にリフトアップするやつ(名前が判らない)が調子が悪いようで、エンジンをかけて何度も昇降を繰り返していたのがちょっと気になった。ほうぼうの車からも子供の声が聞こえていた駐車場だが、温泉が閉まった8時を過ぎた頃から徐々に静かな夜がやってきた。

 特に窮屈ということもないが、何せ初めての車中泊。気持ちが高揚してなかなか寝付けない。百均の心許ないLEDランタンの明かりを頼りにスマホの漫画を読んで更ける夜。シュラフに潜り込むとやがてウトウトし始めた。

5月3日

 4時前に目が覚めてトイレに行った。寝る前に見た車の台数と全く変わらない。
 これほどたくさんの車が泊まっていたとはね。正直びっくりだ。
 いかにもな車中泊仕様の車から、こんな車でよくぞという車まで、皆さんそれぞれあらゆる工夫をされているようである。

 昨日の日中は暑い位で、設営時は車内が暑苦しいのではないかと心配したほどだが、夜半からどんどん気温が下がり逆に寒くなってきた。上半身は寝る時に着ていたフリースに更にダウンを羽織り、Gパンの上からオーバーズボンを履いてシュラフに潜り込む。適用温度が10度の安物なのでこんなものだろうけど、逆に暑いと寝られないので、衣服で調節可能なこのパターンでいけそうだなと思った。

 遮光については、ニトリの遮光裏地カーテン改造した運転席側、既製品の車種専用の後席とリアガラスカバーのセットで及第点だ。リアガラスカバーの吸盤が電熱線の凸凹で脱落しやすいのがご愛敬。次回はここが要改善ポイントとなる。
 その他、床からの冷気対応の銀マット、食事の時に欲しいミニテーブル、流石にしょぼかった100均のLEDランタン。あと一番駄目だったのが枕かな。家で使い古したやつを持っていったのだが、いろいろ試してみるもどうもしっくりこなくてお世辞にも快適とは言えず、この点で熟睡には至る事はなかった。案外気になった足元の冷たさ対策も併せて解決していきたい点だ。

 

早朝5時 殆ど車中泊の車(道の駅 両神温泉薬師の湯)

初めての車中泊の様子(改善点多数) かたずけ後なので比較的綺麗

雁坂トンネルを経て山梨側へ(後ろに見えるのは甲武信ヶ岳かな)

 自販機のコーヒーでパンを頬張り朝食を済ませ、撤収して出発!

 長い長い雁坂トンネル(今回唯一の有料道路)を超えて山梨県と入った。
 トンネル出口にある道の駅みとみにはハイキング姿の人が多数見られた。雁坂峠や甲武信ヶ岳、西沢渓谷などを訪れる人達の拠点となっているようだ。

 定年後の車中泊の旅は、こういった各地の名山名所歩きも目標としている。的を絞って行けば今でも登れないことはないが、やはり遠くの山は宿泊を伴わないと時間的体力的に厳しい。話を聞くと、特に都会に住んでいる人達は睡眠時間を削って移動するのが当たり前だとか。下山後、夜通し移動して自宅でシャワーを浴びてから出社という強者もいると聞くが、自分にはとても真似が出来ない芸当だ。だが時間さえ潤沢にあれば、車中泊で繋ぐ山行がぐっと身近になり、憧れだったあの山この山にも登ることが出来るのだ。

甲府盆地北端(塩山)を通過

 塩山に差し掛かると甲府盆地の向こうに富士山の美しい姿が見えた。つい先日、石和の桃畑を眺めたばかりなのに相変わらず清々しい甲府盆地の風景だ。

 今回は車中泊体験が第一目標であり、一泊のみで家に帰るというキッチリ計画された行動だった為途中の気ままな寄り道はしなかった。だが、下道だけを走っているといろいろなものが目に入り興味を惹く場所も多い。ずっと眺めていたいと思う風景に気の済むまでとどまる。そんな、時間を贅沢に使える『旅』に出る日が楽しみでたまらないのだ。

5月4日

 今日は天気が比較的良さそうなので山登り。春からプータローの家内だが、スポーツクラブ通いを始めていくらか動けるようになってきたらしい。実は先日も古賀志山に一緒に登ったので今回も家内が歩けそうな山を物色した。

 一週間前にchikoやんが登ってアカヤシオが綺麗だったというのを思い出し、桐生の鳴神山を目指した。
 ルートは駒形登山口から赤柴経由の周回。YAMAPのマップだと登り1時間半、下り1時間10分だからあっという間に下山しちゃうかなと思いきや、登りで家内の調子が出ずCTの五割増し。怪我の功名で丁度良い時間に山頂に立つことになった。

 で、この日最大の失敗が一つ。
 山登り自体は大したことは無いとタカをくくっていて、カメラはデジ一を持って行こうと玄関先に置いていた。高速を降りた頃に忘れ物に気付いたが後の祭り。いつものコース選択、装備内容ではカメラを忘れるということはあり得ないのだが、変わった事をするとポカが出るのは歳相応なのだろう(笑)

 スマホカメラで撮影するも帰宅してパソコンで見たらとても見るに堪えがたい画質だな。スマホももう5年近くになるからそろそろ買い替えか。いやいや、カメラ機能を除けば性能にはあまり不満もないのであと数年はもつかな(*´▽`*)

 という事で本日分の写真は無し。
 あ、それから期待のアカヤシオは山頂手前に咲いていたが、色あせ落花多数。もう既に終焉を迎えていた。
 やっぱり花に出会うタイミングは難しいなぁと痛感。
 今週末に更に期待したいところだが、肝心の天気予報が芳しくない。まだ先なので好転を祈るばかりである。

5月5日

 広範囲に渡って好天予報。

 例年GW恒例になっている会津ツーリングだが、今年は趣向を変えて桧枝岐を目指すことにした。
 裁ち蕎麦を食べるのが目的だが、もう一つある。アイコマ(会津駒ケ岳)の登山口偵察である。

 リンゴさんもchikoやんも日帰りで訪れるこの山。ルートは標高差・距離ともになかなかな大物だ。更に大物なのは登山口までのドライブだ。行きはともかく、疲れて下山した後にあの距離を延々と運転していく自信が自分には無い。登るとすれば前日夜着の車中泊。下山後は集落の温泉で汗を流して、出来ればビールでキューっと一杯やってもう一晩車中泊。翌朝のんびりご帰還、と考えている。金曜の夜に現地入りして日曜の朝に帰れば憧れのアイコマを踏むことが出来るのだ。これはウキウキだ。同じことはお隣の尾瀬にも当てはまる。
 長年狼少年のように『今年こそ燧ケ岳登ります』と言い続けていた事が今年の夏はクリアできるかな・・・

 期待に胸膨らみ妄想は益々ヒートアップしていく。

R352で桧枝岐を目指す

会津駒ケ岳から南の稜線が見えた

今日の目的地

 桧枝岐の蕎麦屋は何件か有名な店があるが、今回も無難に一番メジャーな『まる家』さんにした。
 開店に合わせて11時ちょっと前にお店に着くも既に小さな行列。開店するや否やものの10分程度で満席に。
 流石人気店である。
 
 風味豊かな裁ち蕎麦と、春の香りが一杯の山菜の天ぷらに舌鼓を打つ。

既に何度も食べているが同じセットを注文

中土合公園キャンプ場にて

閑散国道401号より桜咲く県道へ 今回初めての新ルート

 例年とルートを変える事により、新たなる抒情ある道を知った。そして、登山口にあった大きなルート説明図を眺めてアイコマへの思いを募らせるツーリングでもあった。

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初めての10連休 への4件のコメント

  1. リンゴ より:

    お孫さん、可愛いですね。
    我が家では全くそんな気配を感じられないのである意味羨ましく思います。
    まあ、その分自由に遊べると言うものですが・・・
    そして準備万端での車中泊。自分も何度か経験済みですが、熟睡したことはないですね。
    あくまでも仮眠程度と割り切ってます。
    アイ駒の登山口も偵察となれば後は実行するのみですね。
    我が家からだと県南の大小山よりも近いので南会津方面に足を運ぶのは苦になりません。

    • まっちゃん より:

      目に入れても痛くないというたとえがチト判ったような気がします。

      今年こそ、アイ駒と尾瀬実現が見えてきました。
      続けて来年は残雪のアイ駒でくだんの絶景を拝みたいものです。

  2. chikoやん より:

    盛りだくさんの連休でしたね。(^^)
    車の中シートがフラットになると、やっぱ、ごろんと横になれて
    快適だろうな~。と。
    (あっ、私は丸まって寝る方なので、軽自動車で何とかなっちゃうけど)
    これから、あっちへもこっちへもって、夢が膨らみますね~。
    檜枝岐へ向かう道中、桜がとってもきれいでしたね。
    ソメイヨシノでなくて、オオヤマザクラの濃いピンク色。
    何度も車を停めようかと思ってしまいました。
    あぁぁぁ、、、、そうそう。まっちゃんがバイクで走った同じ日。
    私も檜枝岐界隈をウロウロと・・・(^O^;;;

    • まっちゃん より:

      連休最終日は幾ばくかの車中泊装備を買い足してきました。
      もう一回か二回練習をしてから、登山前泊に臨もうと思っています。

      おぉ、chikoやんも同日、桧枝岐界隈でしたか。
      どこかですれ違っていたかもしれませんね(^_-)-☆

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