鶏頂山敗退なるもシロヤシオロードを満喫

 大入道付近のシロヤシオが見頃であるという情報を得る日々。特にリンゴさんの見立ては狂いが無かろうと、タイミングオンチの自分にしては前回のアカヤシオに続き、機を得た山行となった。

 まずは駐車場の確保が難関だなと考え、早い時間に自宅を出発。7時前に小間々Pに到着してみれば、まだ幾らか空きはあるもののそう潤沢にスペースは残されていない。いやはや皆さん凄まじい勢いである。これだけの人が山に入っているのだから登山道はさぞ込み合っているだろと思うといささか腰が重くなってきたが、今日は花見優先と思い直して予定通り出発することにした。
 昨晩南下した前線の影響で風が強くなることは予想できたが、GPV予報などを見ると昼前には風が収まりそうである。少し時間稼でもと思い仮眠をとろうと思ったが、序盤は樹林歩きだから多少風があっても良いかなと考え直して出発することにした。

小間々Pから大間々へと向かう

 思ったより人がまばらな林間を進み大間々Pへ到着すると、こちらもまた凄まじい人の波が押し寄せている。これじゃぁこの先花見では無くて人見になってしまうのではと杞憂する。見晴らしコースは避けて人気の無さそうな林間コースへ入ると予想通りあまり人が入っておらず、先行者数組をパスすれば視界に人の姿も声も無い。そして、思いのほか見事なシロヤシオに奮い立ち先へ先へと足を出した。

八海山神社から上はガスが支配している

 八海山神社にはやはり大量のハイカー。ここで皆さん休憩を取るのでその先は結構ばらける。頃合いを見計らって後続に追いつかれず、先行者に近づき過ぎずに注意して進む。なんか疲れるなぁ。自分にとっての山歩きってもっと自由気ままなものなのになぁ。と思うが、人出の多い土日しか遊びに来れない身が恨めしや。一日も早くリタイアして静かな山行に身を投じたいと思うのであった。

林間コースも見事だったが、八海山神社の先も次々と見事なシロヤシオ

 高度があがってくると一気に気温が下がってきた。ザックからダウンを出して羽織るも丁度良い位だ。自分にとってはベストな気温。先ほどまでガスに覆われていた山頂周辺は霧氷が溶けて地面に美しい氷のカケラを落としている。

釈迦ヶ岳直下周辺は霧氷が残っていた

 山頂直下の急登区間、こんなにきつかったかなぁ。それにしても今年の三月に雪の釈迦ヶ岳のこのコースを登ってきた方。改めて思うとよく登ってこれたなと感慨深いものあり。守子神社ルートに慣れてしまった自分は大間々ルートのほうが険しく感じてしまう。

日光連山は雲の中

 山頂もまた芋の子を洗うが如し。時間も早いしいっちょ鶏頂山まで足を延ばしてみるか・・・
 水を一口含んだだけで山頂滞在数分にして出発。

いっちょ鶏頂山まで足を延ばしてみるか

 ところがどうだい。分岐点から鶏頂山への最初の激下り。なかなか骨っぽいじゃないですか。鶏頂山から釈迦ヶ岳間のピストンを一度歩いたことがあるけれど、あの時はガスガスでコースの全貌見えず。がむしゃらに登って下ってだったけれど、今日はよーく全貌が見える。ふと、ここまでまったく休憩を取らないで歩いて来た事。なんとなく前後にハイカーがいてマイペースが保持出来なかったことも響いて疲れが一気に出てきてしまった。頑張れば鶏頂山ピストンも可能だが、それだと本来の目的である大入道シロヤシオロードを楽しむ余裕がなくなりそうだ。標高差にして70m程下降した地点で登り返しに転じた。
 鶏頂山からは見る眺望は次回、このルートの雪辱で大間々から再チャレンジの時にとっておこう。

釈迦ヶ岳から下山中に会津駒ヶ岳の雄姿

 剣が峰でようやく昼食休憩。皆さん通過点でしかないが、涼しい木陰のもと鋭気を養い後半の本日の核心部へと進む。

前黒山にも再訪したいものだ

 噂には聞いていたが、なるほどこれは素晴らしい。剣が峰から大入道に至る区間はまさにシロヤシオのパラダイス。自分がかつてこの区間を歩いた時は花はまったく無い時期だっただけに感動も深い。

もう、お腹一杯になりそうな見事なシロヤシオロード

今年は当たり年というが、初めての出会いがこれはラッキーだね

賑やかな高原山塊を満喫した山行。また来年も来れるかな?

概略コースタイム

小間々駐車場発(07:22)-大間々(07:51)-八海山神社(08:35)-釈迦ヶ岳(10:09)-鶏頂山断念(10:27)-
分岐へ復帰(10:39)-剣が峰(11:57)-昼食休憩-行動再開(12:31)-大入道(13:35)-小間々駐車場着(14:31)

カテゴリー: 塩谷の山   パーマリンク

鶏頂山敗退なるもシロヤシオロードを満喫 への6件のコメント

  1. リンゴ より:

    小間々に7時前到着と言う事は同時間に駐車場に居合わせたかも知れませんね。
    私の方が若干早めの出発でしたが、八海山神社までは超ニアミスでした。
    前日の強風と低温で花弁にダメージが残っていましたが、それでも過去最高の咲きっぷりと言って良いでしょう。
    今週末は釈迦ヶ岳まで行ってみます。

    • まっちゃん より:

      それにしてももの凄いシロヤシオの勢いでした。
      今まで自分がどこそこの山で経験した花の量の数十倍を一瞬で見てしまったような。
      決して大袈裟じゃないです。
      これもリンゴさんの事前情報のお陰です。
      ありがとうございました。

  2. 野球親爺 より:

    まっちゃんさんはここのシロヤシオはお初でしたか。
    今年は当たり年のようですし、時期的にも当たりでしたね。
    今週末は県外を考えているのですが、記事を拝見して釈迦もいいかなと思ったりしてます。
    ただ人は多そうですね。

    • まっちゃん より:

      自分は栃木の山の基本的な事をあまり知らずに今日に至ってしまったような気がします。
      大入道のシロヤシオもしかり。
      人の多さには少々興ざめな感じもしますが、やはり素晴らしい場所には人が集まるものなのですね。
      あ、でも来年は静かな大入道北尾根堪能したいです(#^^#)

  3. ケン坊 より:

    こんばんは
    まっちゃんもシロヤシオを堪能されたんですね 羨ましい!
    ケン坊は今年は残念ながらシロヤシオはパス>残<
    ただ、まっちゃんが見られた”高原山はシロヤシオのメッカ”と
    いうのが今までとはちょっと違いましたが...
    どうしても、まっちゃんには誰も居ない山道で一人ニンマリと
    眺めてる姿が似合う印象が強くて...>笑<
    ところで前レポの作原沢入線で草木湖ダムへ抜ける林道は
    軽自動車でも走り抜けられますかね?
    チョッピリ関心があります...草木湖ダム周辺はケン坊も
    好きなエリアなので距離的には日光経由よりも近いかなと
    思ったりして...

    • まっちゃん より:

      やはり有名なところというのは素晴らしいという事を今回は身を持って知りました。
      願わくばハイカーの少ない平日に行きたいところですが、今少しそれは叶わぬ身。
      あと一年半くらいの辛抱です。

      作原沢入線は完全舗装林道ですからすべて四輪車で通行可能です。
      従来から工事が終了していた群馬県側は若干荒れ気味の所もありますが、
      栃木側はピカピカの真新しい道路で快適です。
      ブログ記事にも書いた駐車場からはハイキングが手軽に楽しめますので紅葉の
      時期には混雑するかもしれません。

まっちゃん にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

5 + 4 は
Please leave these two fields as-is:
スパム対策の為ご面倒おかけいたします。入力は半角でどうぞ

日本語が含まれない投稿、URLが3個を超えた投稿は無視されますのでご注意ください。